こんにちは。スキンストレッチ専門センターcaizemのいぬい です。

わたくし、両手を挙上することもできなかった右肩の故障から少しずつ回復し、ようやくぶら下がることができるようになりました。当たり前にできていたことができないって、ストレスでもあるけど、何より悲しいんです。
本来は懸垂(両足を浮かせた写真の状態から、肘を曲げて全身を天井に向かって引き上げ、バーの上に頭を出す)ができるようなトレーニングをしたくて始めたのに、ぶら下がることからリスタート…。
でも、諦めずに続けます。ひとまずの目標は、「懸垂」の練習ができる肩と肩周囲の状態に戻すこと。
これです。ここ、なんです。
慢性的な「痛い」や歪みを放置したまま、気づかないまま、一歩先の「やりたいこと」に手を出してしまうと、痛みや歪みを助長してしまうことになる。やりたいことができるように、今やるべきことは痛みをとること。そして大事なのは痛みが出てしまったのはなぜか、という自身の体や動作のクセを観察し、気付いたら改善すること。
でもね、一般的には、自分の体を自分一人で観察するのはかなり難しいかも知れません。自分の背中や歩き方、動作。自分だけが見ることができません。終始カメラで追っかけていれば可能かも知れないけれど、現実的には…無理ですよね。後ろ姿どころか、「姿見で全身をみないから自分の体をみてびっくり」する方も少なくないのだから。

caizemは、歪みや痛み違和感をヒントに、動作や姿勢をボディチェックと会話から客観的な視点から紐解いていきます。なのでスキンストレッチを受けながら、ご自身の動作や体への意識が確実に変わっていきます。
結果、それまでに生じていた慢性的な痛みや違和感がいつの間にか改善されていく。これが理想です。
確かに、30キロを背負ったまま躓き、肩をコンクリートに強打したことがきっかけで挙上できなくなりました。夜間痛も経験しました。未だに後遺症があります。でも、転倒したきっかけには元々の猫背にも原因はあって、リハビリを続ける中で肩動作の変なクセに気づきました。後背部の動きもひどく悪かった。私も「自分の体を知らないチーム」の一人でした。
一箇所の違和感が他に派生していかないうちに、ケガをする前に、痛みが出ないうちに、何かで、どこかで、誰かに、(できればcaizemで)きっかけをもらって、改善していきましょう。
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